本日のテーマ:アイデンティティ
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💘🎭ゼロス:
アイデンティティってのはさ、俺さまが「何者として扱われるか」と「何者でいたいか」のズレ、その痛さも込みの名前だな。神子って札を貼られると、笑ってても息が詰まるんだぜ。逆に、ただの一人の男として見られる瞬間は、妙に軽い。甘い顔の下で、重さが勝手に決まるのが嫌なんだよな。
🎴⚡しいな:
アイデンティティってのは、自分で背負う覚悟の形さ。あたしは符と精霊で生きてきたけど、失敗の記憶が首に残るんだよ。名前が同じでも、昨日までの自分と同じじゃない。だから、忘れないって決めるのが、あたしの形だね。
💘🎭ゼロス:
しいな、それって立派だけどよ、縛りにもなるだろ。忘れないって言い続けるほど、前に進む足が重くならねえか?俺さまは、神子の看板で笑いながら、内側は逃げ道探してた口だぜ。自分を守る嘘も、アイデンティティに混ぜちまうんだよな。
🎴⚡しいな:
ゼロス、逃げ道を探すのは悪くないさ。あたしだって、笑ってごまかした夜はあるよ。でも、嘘が増えると自分の声が薄くなる。薄くなった声を、精霊は聞き逃すんだ。
⚖️🏛️リーガル:
アイデンティティは、私にとって罪と同じ場所にある。アリシアを手にかけた事実が、私の輪郭を決めてしまった。手枷は飾りではない、私が私であるための戒めだ。
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🎴⚡しいな:
アイデンティティは、失敗のあとに残る匂いさ。ミズホでヴォルトに挑んで、帰れなかった者がいる。あたしはそれで、召喚士の名を恥じたよ。逆に言うと、忘れて平気になるなら、もうあたしじゃない。
💘🎭ゼロス:
ああ、重い匂いだな、しいな。俺さまはメルトキオの大聖堂で「監視役」みたいに立たされて、笑って取り繕ったことがあるぜ。神子の身分ってのは便利だけど、便利なぶん自分が薄くなる。薄くなった自分に気づいた時、ゾッとするんだよな。
🎴⚡しいな:
ゼロスは薄くなるのが怖いんだろ。あたしは逆で、濃くなりすぎるのが怖い。罪を握りしめすぎると、手が開かなくなる。符を切る指が固まったら終わりさ。
💘🎭ゼロス:
へいへい、握りしめる手と、逃げる足か。俺さまの場合、国の期待だとか、妹だとか、いろいろ背中に押し付けられるだろ?それで「演じてる俺」が先に立つと、本物がどっか行っちまうってわけさ。だから時々、軽口で本音を隠すんだぜ。
🪓🌲プレセア:
アイデンティティは、わたしには遅れて戻ってきたものです。でも、オゼットの家で見たものを思い出すと、戻るのが怖くもなります。戻った心が、悲しみを連れてくるからです。
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💘🎭ゼロス:
アイデンティティって、結局「自分で選んだと思い込めるか」も大事だな。俺さまは自由のふりが上手いけど、裏で線を引かれてるのが分かってる。だから軽く見せて、重さを誤魔化すんだぜ。しいなみたいに真正面から抱えるのは、眩しいけどよ。
🎴⚡しいな:
ゼロスは眩しいって言うけど、逃げるのも才能だよ。あたしは一度、逃げるのを許せなくて潰れかけた。ミズホの頭領のことを思うと、胸が締まるんだ。だから今は、抱えたまま歩くって決めた。
💘🎭ゼロス:
抱えたまま歩く、か。俺さまは「抱えない俺」を演じてきたから、そこでズレが出るんだよな。メルトキオで下水道を教えたり、口先で道を開いたり、そういう器用さが自分の顔になってくる。けど本当は、器用さの奥で怖がってる俺もいるってわけさ。
🎴⚡しいな:
その通りさ、器用さは盾になる。けど盾ばかり磨くと、矛が錆びるよ。あたしは精霊と向き合う時、逃げた自分も一緒に連れてく。連れてくと、次は逃げにくくなるんだ。
⚖️🏛️リーガル:
アイデンティティが揺れる時、私は手枷の重さで戻ってくる。アルタミラの社に立った時も、私は会長である前に罪人だった。守りたいものがあっても、守り方を誤れば自分の名は汚れる。その汚れを抱えたまま立つしかない。
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🎴⚡しいな:
アイデンティティを守りたいなら、もし夜に胸が苦しくなったら、まず符を一枚切るよ。戦うためじゃない、手を落ち着かせるためさ。それで声が戻ったら、精霊にちゃんと名乗れる。名乗れない日は、無理に前へ出ない。
💘🎭ゼロス:
ああ、符で呼吸を整えるのは渋いな、しいな。俺さまなら、もし神子の顔が勝手に出そうなら、先に自分で笑い話にしちまうぜ。笑いってのは、他人の視線を先に掴む手品みたいなもんだ。手品のあとで一人になったら、素の俺を拾い直すってわけさ。
🎴⚡しいな:
殴るよ!手品とか言って格好つけるな。まあ、先に視線を掴むのは役に立つけどね。でも、拾い直す時に誰の手も借りないなら、ちゃんと拾えよ。落としたまま歩くのが一番危ない。
💘🎭ゼロス:
しいな、怖い怖い、言い方が刺さるぜ。けどよ、拾い直すってのは自分でやるしかねえ時もあるだろ。俺さまは自由になりたいって笑ったけど、その笑いの裏で「誰にも縛られない俺」を作りたかったんだな。だから拾う時は、名前じゃなくて気分から拾うんだよな。
🪓🌲プレセア:
アイデンティティが壊れそうなら、もし胸が空っぽだと感じたら、木に触れます。でも、触れても温かさが分からない時があります。それでも、触れることだけはやめません。やめると、本当に無くなってしまう気がするからです。
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💘🎭ゼロス:
アイデンティティをやり過ぎると、「俺はこうだ」って鎧になっちまうんだぜ。鎧が厚いほど、刺されにくいけど、抱きしめられもしねえ。俺さまは神子の鎧を着せられて、笑顔まで決まってた。もし鎧を誇りにしすぎたら、きっと俺は何も感じなくなるだろうな。
🎴⚡しいな:
アイデンティティを絶対にしすぎると、自分で自分を裁く刃になるよ。あたしはヴォルトの件を一生の刑にしたくなる時がある。でも、刑だけじゃ術は伸びない。もし刃を握りっぱなしなら、符を切る指が血だらけさ。
💘🎭ゼロス:
おう、血だらけは勘弁だな。俺さまは逆に「俺なんて空っぽ」って言い切ったら楽になる気がして、そこへ逃げたくなる。けど空っぽを名乗った瞬間、誰かの都合の器にされるんだよな。だから空っぽは甘い罠ってわけさ。
🎴⚡しいな:
ゼロスは罠が好きだね、ほんとに。あたしは罠より、足元の石ころが怖い。気づかず踏んで転ぶのが一番悔しいからさ。だから、言葉を絶対にしないで、毎日ちょっとずつ確かめる。
⚖️🏛️リーガル:
アイデンティティを絶対にすると、私は救いを拒むことになる。手枷を外す日を自分で閉ざせば、アリシアの願いにも背く。だが外し方を誤れば、私は再び人を傷つける。私の境目は、その恐れを見失わないことだ。
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🎴⚡しいな:
アイデンティティって言葉、当事者の声は荒れるんだよ。ミズホの仲間の目は、今でもあたしを刺す時がある。対立する側は、召喚士なんて怖いって言うだろ。未来の子が見るなら、あたしの失敗を道具にしてほしくないね。
💘🎭ゼロス:
ああ、声ってのは刺さるよな。俺さまの場合、教会の連中の声は「神子らしくしろ」って甘い命令だぜ。敵の声はもっと露骨で、「便利だから使え」って顔をする。第三者は笑って眺めるけど、その笑いが一番冷たい時もあるんだよな。
🎴⚡しいな:
ゼロスの甘い命令、聞くだけで腹が立つね。あたしは精霊の声も忘れられない。ヴォルトは言葉が分からなくて、恐ろしくて逃げた。あの黙りが、今のあたしの芯になってる。
💘🎭ゼロス:
黙りが芯、かっこいい言い方すんなよ、しいな。俺さまの芯は、たぶん妹の存在だな、背中に押してくる重りみたいに。誰にも言わねえけど、その重りがあるから「俺は俺だ」って踏ん張れる。皮肉だよな、縛りが支えになるってわけさ。
🪓🌲プレセア:
アイデンティティは、周りの声で揺れます。でも、わたしは声が戻る前の静けさも知っています。静けさの中では、名前も役目も遠かったです。だから今は、誰の声でもなく、自分の鼓動を探します。
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💘🎭ゼロス:
アイデンティティがズレてきたサインはさ、俺さまの場合、軽口が勝手に増えるんだよな。笑ってるのに目が笑ってない、って自分で分かる時がある。あと、誰にも会いたくないのに社交の場へ行きたくなる癖だな。そうなると「演じてる俺」が前に出てるってわけさ。
🎴⚡しいな:
アイデンティティが崩れそうな気配は、あたしは手の震えで分かるよ。符を持つ指が落ち着かない時は危ない。あと、精霊の名前を呼ぶ前に息が浅くなるんだ。そうなったら、一回止まって地面を見る。
💘🎭ゼロス:
その止まり方、俺さまには難しいぜ。止まると、神子の顔が剥がれて中身が見えそうで怖い。だから逆に、先に口を回して誤魔化すんだよな。けど最近は、その怖さ自体が俺の一部だって認められるようになってきたぜ。
🎴⚡しいな:
ゼロス、認めるって言えるのは偉いよ。あたしは認める前に、責める口が出る。責める口が出たら、もう危ないんだ。そういう日は、誰もいない所で符を燃やして匂いを消す。
⚖️🏛️リーガル:
アイデンティティの崩れは、私には身体より習慣で出る。手枷を隠したくなる時、私は弱っている。謝罪の言葉が上滑りする時、私は己を守ろうとしている。そうなれば、料理の手順に戻り、呼吸を整える、それが私の目安だ。
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🎴⚡しいな:
アイデンティティの危なさは、責めが自分だけで終わらない所さ。あたしが自分を責めすぎると、符が荒れて周りまで巻き込む。兆しは、精霊の力が重く感じる時だよ。対策は、契約の言葉を短くして、まず落ち着く。
💘🎭ゼロス:
おう、その巻き込みは怖いな。俺さまの副作用は、軽さが刃になることだぜ、冗談で自分も他人も削っちまう。兆しは、笑いが止まらなくなる時、あれは誤魔化しの暴走だ。対策は、ひとりの部屋に戻って、笑いを止めてから言葉を選ぶってわけさ。
🎴⚡しいな:
ゼロスの笑いは、強いけど危ういね。重さは軽くないのに、軽く見せるからさ。起きやすさで言うなら、疲れてる日に出るだろ。だから、疲れを自覚したら、先に寝ろ。
💘🎭ゼロス:
へいへい、寝ろって言い方が母親みてえだな。けど当たってる、疲れてると「神子の顔」を貼り付けたまま雑に動くんだよな。そうすると誰かの都合で動く俺が出来上がる。重さはデカいけど、気づくのが遅れやすいってわけさ。
🪓🌲プレセア:
アイデンティティの副作用は、戻った心が痛みを連れてくることです。でも、その痛みを消そうとすると、また空っぽになります。兆しは、妹の名前を聞いた時に視界が白くなることです。対策は、白くなっても立ち止まって息をします。
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💘🎭ゼロス:
アイデンティティってのは、俺さまにとって仮面の内側の温度だな。仮面があるから守れることもあるけど、付けっぱなしだと自分の皮膚が分からなくなる。しいなの「抱えたまま歩く」って言葉は、俺さまの逃げ癖に刺さったぜ。だから最近は、笑う前に一瞬だけ怖さを認めるようにしてる。
🎴⚡しいな:
アイデンティティは、あたしにとって責任の置き場だよ。置き場を間違えると、手が塞がって何も守れない。ゼロスの「薄くなる」話は、意外と分かるんだ。だから今は、責めるより先に、呼吸を確かめるようにしてる。
💘🎭ゼロス:
ああ、しいなが分かるって言うと妙に照れるな。けどよ、俺さまはまだ自由になりたいって笑っちまうし、その笑いも俺だ。仮面を捨てるんじゃなくて、仮面の紐を自分で結び直したい。誰にも結ばせねえって、そう思うんだよな。
🎴⚡しいな:
ゼロス、結び直すなら手を洗えよ。汚れたまま結ぶと、また匂いが残る。あたしは匂いが残るのが一番怖いからさ。だから、忘れないけど、握りしめすぎないって形に寄せていくよ。
⚖️🏛️リーガル:
アイデンティティは、私には贖いの姿勢そのものだ。誤りを抱えたままでも歩く、それが私の仕事だと思っている。ゼロスの仮面も、しいなの匂いも、私には理解できる。だが理解は免罪ではない、今日も手枷の音で自分を起こす。
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<結論>
💘🎭ゼロス:
アイデンティティってのを最初は「扱われ方のズレ」だって言ったけど、今はそのズレを抱えたまま息をする技術みたいにも思うぜ。神子の札は相変わらず重いし、自由のふりもやめられねえ。けど、笑いで誤魔化すだけじゃなくて、怖さを一瞬だけでも見つめられるようになった。しいなの責任の置き場って話が、俺さまの仮面の紐に触れたんだよな。だから俺は、仮面を捨てないまま、自分の手で付け直す。そこに、俺さまの名前を残すってわけさ。
🎴⚡しいな:
アイデンティティを最初は覚悟の形って言ったけど、今は手の使い方だと思うよ。抱えたまま歩くのは変わらないけど、握りしめる力は抜けてきた。ゼロスの薄くなる怖さを聞いて、責める前に息を見ようって思えたんだ。あたしは失敗を忘れないし、精霊の前で名乗るのもやめない。けど、刃みたいに自分を切るのは減らす。そうしないと、符が荒れてまた巻き込むからさ。
🪓🌲プレセア:
アイデンティティを最初は遅れて戻ったものだと言いました。でも今は、戻ったものを抱えて生きる重さだと思います。空っぽのままなら楽だったかもしれません。でも、妹の声や痛みがあるから、わたしはわたしです。白くなる瞬間はまだ怖いです。でも、息をして木に触れることは続けます。続けることで、失った時間の上に立てる気がします。
⚖️🏛️リーガル:
アイデンティティを最初は罪と同じ場所にあると言った、その見方は変わらない。だが今は、罪を抱える手つきにも目が向くようになった。私は手枷で自分を戻すが、それは罰のためだけではない、誤りを繰り返さないための型だ。ゼロスは仮面の紐を結び直すと言い、しいなは握りしめる力を抜くと言った。どちらも、己の手に戻す行為だ。私もまた、手枷の音を聞きながら、歩き方を選び直す。