本日のテーマ:アイデンティティ
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
⚔️🔥ロイド:
アイデンティティって、名札じゃなくて「何を選ぶか」だと思う。イセリアで追放されてもコレットを追うって決めた時、肩書きより足が先に動いたんだ。神子とか傭兵とか、呼び名が変わっても、動ける自分と動けない自分は全然ちがう。
📚🔍リフィル:
私は、自分の中で筋の通る「説明」が持てている状態を、自分らしさと呼びたいです。学校で叱る立場でも、旅で迷う場面でも、言葉と行いがずれると胸がざわつくんですよね。血筋や種族だけで決めつけるのは楽ですが、本人の積み上げが見えなくなります。
💡🧠ジーニアス:
ぼくは「誰を信じて、誰に信じられるか」が自分を形にすると思う。人間牧場でマーブルさんに会いに行った時、怖いのに行ったのは、ぼくの中の線を越えたからなんだ。みんなに嫌われるって決めつけるのと、ひとりでも手を伸ばすのは違う。
🌸😊✨コレット:
わたしは、自分らしさって「小さな約束を守ろうとする気持ち」だと思うの。旅が始まって羽が生えて、体が変わっても、ロイドたちと笑いたいって思ったのは消えなかったよ。神子として見られるのと、コレットとして向き合うのは、同じ道でも心の置き場がちがうの。
🗡️🛡️クラトス:
自分らしさは、仮面を外した後に残る重みだ。名を変え、立場を変え、長い時間を越えても、選んだ一手の責任だけは剥がれない。役目に飲まれるのと、役目を背負うのは別物だ。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
🌸😊✨コレット:
アイデンティティってね、体が変わるほど試されるものだと思ったの。封印を解くたびに感覚がなくなっていくのを隠して笑ってたけど、ロイドに見抜かれて胸がきゅっとしたよ。天使みたいに見えることと、人として怖がることは、一緒に起きちゃうんだよね。
⚔️🔥ロイド:
追放された時、村の「ロイド」じゃなくなったのに、オレはオレのままだったんだ。みんなに責められても、コレットの手紙を読んで動揺して、それでも追いかけるって決めたら、迷いが一つにまとまった。居場所を失うのと、目的を失うのはちがう。
💡🧠ジーニアス:
人間牧場でマーブルさんが鞭で打たれて、ぼくは魔術を撃っちゃった。怖いし、ばれたら終わりなのに、見て見ぬふりのほうがもっと嫌だったんだ。優等生でいるのと、悔しいって言うのは、同じ顔をしてても中身が違う。
📚🔍リフィル:
聖堂であなたたちに出会って、私は教師として叱りながら、同時に守りたい気持ちも動いていました。旅に出る決定が「大人だけ」で進むと、子どもたちの生き方が置いていかれるんです。厳しくすることと、切り捨てることは別です。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
🗡️🛡️クラトス:
アイデンティティを語るなら、真実を隠す行いも避けて通れない。救いの塔で神子を連れ去ると告げた時、俺は護衛であり敵でもあった。 だが感情が消えたわけではなく、矛盾を抱えたまま歩くしかなかった。
⚔️🔥ロイド:
クラトスが敵だって分かった瞬間、オレの中の「信じたい」が揺れたんだ。 でも、助けてもらった記憶まで嘘にしたくなくて、怒りと感謝が同じ場所でぶつかった。誰かを見る目が、白黒だけだとすぐ壊れる。
📚🔍リフィル:
コレットは神子としての役を果たそうとして、私もそれを知っていた側でした。 それでも、目の前で心を捧げる選択を見ると、理屈が追いつかないんです。使命でまとめるのと、本人の怖さに触れるのは別の話ですね。
🌸😊✨コレット:
あの場所で、わたしは「ありがとう」って言えて嬉しかったの。声を失ったはずなのにロイドに届いた時、わたしの中の何かがまだ残ってる気がした。 でも、心を差し出すのは、優しさだけじゃなくて怖さも一緒だったよ。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
💡🧠ジーニアス:
アイデンティティって、言葉で守ろうとすると逆に壊れやすい気がする。もし「人間はみんな敵」って決め切ったら、ロイドの手を取った自分を裏切ることになるんだ。嫌いって気持ちと、分かりたいって気持ちが同時にあるのが普通だよ。
📚🔍リフィル:
仮にコレットが「平気なふり」を続けるなら、私は観察の目を強めて、休息と治癒の順番を変えます。天使疾患という言い方は便利ですが、それだけで本人の心を片づけたくないんです。 役目を支えることと、本人を見守ることは同じではありません。
⚔️🔥ロイド:
たとえば「オレは特別だから」って思い込むなら、オレは多分すぐ独りになる。だからじゃなくて、そうすると仲間の言葉を聞けなくなるからさ。イセリア牧場で見たものみたいに、誰かを材料にする考え方は絶対に飲みたくない。
🗡️🛡️クラトス:
もし真実を言うだけで救われるなら、私はとっくに言っている。だが言葉は刃にも盾にもなり、相手の足場を崩すことがある。ならば、言う時は逃げ道まで用意しろ、それが私のやり方だ。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
🌸😊✨コレット:
アイデンティティを「役目だけ」にしちゃうと、心が薄くなっていく気がするの。救いの塔で心と記憶を差し出すのが当たり前になったら、笑った自分の意味まで消えちゃいそうだった。 でも逆に「自分の気持ちだけ」で走ると、助けを待ってる人が置いていかれるんだよね。
💡🧠ジーニアス:
「自分は被害者だ」ってだけで固めると、相手を全部同じ顔にしちゃう。ハーフエルフが差別されてきたのは本当だけど、同じことを返したら、ぼくも同じ穴に落ちる気がする。 怒りを持つのと、怒りで目を閉じるのは違うんだ。
🗡️🛡️クラトス:
過去だけで自分を決めるのも危うい。私が四大天使として振る舞うほど、周りは「そういう存在」だと信じ、私自身もそれに寄りかかる。 役を演じ続けると、戻る場所がわからなくなる。
⚔️🔥ロイド:
オレが「父のこと」だけで自分を決めたら、多分、剣しか残らない。ユアンにクラトスが父だって言われた時、頭が真っ白になったけど、コレットが「ロイドはロイド」って言ってくれて踏みとどまれたんだ。 出自と、生き方は、重なるけど同じじゃない。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
📚🔍リフィル:
アイデンティティを当事者視点で見ると、私は「隠す理由」に手が伸びます。ハーフエルフであることを言えば危険が増える場面があり、だからこそ言えない日があるんです。けれど第三者が勝手に暴けば、本人の選ぶ権利が奪われます。
🌸😊✨コレット:
未来のわたしの目で見るとね、いちばん怖いのは「何も感じないのが普通」になっちゃうこと。声を失ったり倒れたりしても、みんなの前で笑うのが癖になったら、助けてって言う場所がなくなるよ。 優しいふりと、優しくありたいのは、似てるけど違うんだ。
⚔️🔥ロイド:
相手側の目で考えると、ディザイアンやクルシスが「同じにすれば差別は消える」って言うのも分かる気がして嫌なんだ。無機生命体にして全部そろえたら、今度は別の違いで殴り合いになるだけだろ。 だから、オレは「違うまま守る」ほうを選びたい。
💡🧠ジーニアス:
過去のぼくから見ると、姉さんが堂々としてるのが羨ましくて、同時に怖かった。人間に嫌われた記憶が強いほど、先に嫌うほうが楽なんだよね。だけどロイドみたいに、ぶつかりながらでも近づく人がいると、ぼくの中の前提が崩れるんだ。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
🗡️🛡️クラトス:
アイデンティティは、夜の焚き火みたいなものだと思う。近すぎれば火傷し、離れすぎれば冷える、それでも手を伸ばして確かめるしかない。私が古代の資料を調べろと言ったのは、感情だけで走ると燃え尽きると知っているからだ。
🌸😊✨コレット:
うん、焚き火の話、分かるよ。わたし、みんなの前では明るくしてたけど、ひとりで散歩に出て体の変化が怖くてつぶやいた夜があったの。 誰かと笑うのは温かいけど、ひとりで泣けないと冷えるんだよね。
📚🔍リフィル:
私は日常の中の「呼び方」にも出ると思うんです。ロイドが私を先生と呼ぶと、私は支える側に立てるけれど、同時に一人の女性としては弱音を隠してしまう。支える役と、支えられる瞬間は、同じ人の中で行ったり来たりします。
⚔️🔥ロイド:
おう、オレはさ、強がってても結局ばれるんだよな。おやじに母ちゃんの話を聞いた時も、怒って飛び出して、それでもプレゼント作って、手が勝手に動いた。言葉より先に動くのがオレで、それを止めるのもまたオレなんだ。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
💡🧠ジーニアス:
アイデンティティにこだわりすぎると、「仲間」まで試験みたいに扱っちゃうのが危ないと思う。よくある気配は、会話のたびに相手の出自を探ったり、笑い話にも棘が混じることだよ。そうなりそうなら、ぼくは一回けん玉を握って深呼吸して、今の相手の言葉だけ聞くようにするし、わりと起きやすい。
🗡️🛡️クラトス:
執着の副作用は、視野が狭くなることだ。兆しは「選択肢が一つに見える」瞬間で、そこから先は自分も他人も駒になる。緩和は単純で、次の一手を決める前に誰か一人の顔を思い出せ、そうすれば線を越えにくい。
⚔️🔥ロイド:
オレは、自分らしさを守るつもりが「他人を縛る」ほうが怖い。変な癖として出るのは、相手が違う意見を言っただけで「裏切り」って決めたくなる時で、そこは一番危ない。そういう時は、戦う前に話す、って当たり前をやり直すし、旅じゃその場面が結構ある。
🌸😊✨コレット:
わたしは、無理して笑うのが続くと心が置いていかれるのがこわいな。しるしは、眠れないのに眠いって言えないとか、痛くないふりが癖になることだよ。 そうなったら、ひとりで抱えないでロイドに手を引っ張ってもらうって決めておくと、少しだけ起きにくくなると思うの。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
📚🔍リフィル:
アイデンティティは、知識だけでも情だけでも支えきれない、と私は思い直しています。コレットの天使化を治す取引を持ちかけた時、私は理屈で守ろうとしましたが、同時に胸の奥では「この子を失いたくない」だけだったんです。 教える私と、怯える私が同居しているのを認めるほうが、少し楽でした。
⚔️🔥ロイド:
オレは、誰に何と言われても「犠牲は仕方ない」って言葉に慣れたくない。コレットが器だって言われた時、怒りが出たのは、オレがオレでいるための線だった。 でも怒るだけじゃ足りなくて、守る方法を探す手も止めたくないんだ。
🗡️🛡️クラトス:
私は、己の名を守るより、誰かの未来を残すほうに揺れている。父だと暴かれた時、私は逃げ道を失ったが、同時に嘘で守っていたものも崩れた。 それでも、崩れた後に残るものこそ本物だと思っている。
💡🧠ジーニアス:
ああ、ぼくは「差別される側」ってだけで自分を決めたくない。ユグドラシルの理想を聞いて、心がぐらっとしたのも本当で、同じになれば楽になるって誘惑があった。 でも、ロイドが違いを抱えたまま前に出るのを見て、ぼくもそっちを選びたいって思ったんだ。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
** <結論>**
🌸😊✨コレット:
アイデンティティって、最初は「役目の中でも消えない心」だと思ってたの。旅で体が変わって、感覚も声も失っていくほど、わたしは笑うことにしがみついたよ。 でも今は、笑うだけが自分じゃなくて、怖いって言えるのも自分だって思う。救いの塔で心と記憶を手放した時、わたしはたしかに選んだし、同時に助けてほしかった。 だから、誰かの手を取るのも、自分で決めるのも、どっちもわたしのままなんだと思う。ロイドたちが見てくれるなら、わたしは「神子」だけじゃなくてコレットでいられる。
⚔️🔥ロイド:
オレは最初、自分らしさって「動くこと」だと思ってたし、今もそこは変わらない。追放されても追いかけたし、目の前で理不尽を見たら止まれなかった。だけどクラトスが敵だと分かった時や、父だと告げられた時、動くだけじゃ自分を見失うって知った。 その瞬間に踏みとどまれたのは、仲間の言葉がオレの中に残ってたからだ。オレは呼び名や血筋で誰かを切らないし、オレ自身もそれで決められたくない。違うまま隣に立つって決めるのが、今のオレの手の形だ。
📚🔍リフィル:
私は最初、自分らしさを「筋の通る説明」として握っていました。今も教える立場ではそれが必要で、混乱の中でも言葉の背骨がないと人は折れます。けれどコレットの変化や、救いの塔の選択を前にして、説明だけでは抱えきれない痛みがあると認めざるを得ませんでした。 私がハーフエルフであること、姉としてジーニアスを守りたいこと、女性として誰かを失うのが怖いこと、その全部が私の中で同時に鳴ります。だから最近は、整った言葉より先に「大丈夫じゃない」を自分に許すようにしています。そうしたほうが、誰かの弱さにも早く気づけるからです。厳しさは手段であって、愛情の証明ではないと、胸に置いて歩きます。
💡🧠ジーニアス:
ぼくは最初、「誰を信じるか」が自分を決めるって言ったけど、今はそれにもう一つ足したい。信じたい相手が裏切ったように見えても、すぐに全部を壊さない強さも、自分の形なんだ。ユグドラシルの話を聞いた時、同じになれば楽になるって思ったのは本当で、そこがぼくの弱いところだった。 でもロイドが「違うまま守る」って言うのを聞くと、ぼくも胸の奥でそれが正しいって分かる。差別された記憶は消えないし、たまに人間が嫌になる夜もあるよ。だけどその夜に、姉さんやロイドの顔を思い出して、明日の言葉を選べたら、それがぼくの勝ちだと思う。ぼくはけん玉を握って、怒りを魔術に変える前に、ちゃんと話せる子でいたい。
🗡️🛡️クラトス:
私は最初、仮面の下に残る重みが自分だと言った。今もその重みは消えないし、むしろ年を経るほど増える。救いの塔で神子を連れ去ると告げた時、私は役目の側に立ち、同時に人としての痛みも抱えていた。 そして父だと暴かれた時、言葉で守っていた均衡は崩れ、残ったのは選択の責任だけだった。 それでも、崩れた後に「ありがとう」と言われた瞬間、私の中で人間の部分がまだ死んでいないと知った。 私は赦しを乞うのは得意ではないが、償うために剣を置く気もない。守りたいものが増えたなら、その分だけ静かに、迷わずに動く、それが今の私だ。